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Web制作者目線でノーサイド・ゲームの3話を考察する

ノーサイド・ゲームという、低迷したラグビーチームを中堅サラリーマンが再起していくお話のドラマが今TBSで放送されています。
作中で「ファンクラブのWebサイトを100万円で制作してもらった」というシーンがあったのですが、100万円でファンクラブのサイトを作った場合、どのような構成になるのか気になったので考察してみました。

前提

ということで、下記を考慮して考えました。

普通に内訳を出すならこうなる

まずは普通にファンクラブサイトを制作するとして見積もりの内訳を考えました。

本来なら試合日程の掲載や、スペシャルコンテンツも作ったほうがいいと思いますが、即席で制作してもらっていたので最低限の構成としました。

会員数を取得するために、何らかの会員情報を保持する必要があるので会員機能は必須だと考えました。 会員の情報を取得するのに会員に何のアクションも起こさないのもおかしいので、仮にメールマガジン機能も一緒に作るとしましょう。

規模的に100万じゃ厳しいと思った。やってくれる制作会社はあるかもしれませんが…会社で受けるなら正直きついと思います。まず、納期が短すぎるんですよね…。

知人のフリーランスに依頼したり、パッケージなどを使用して工数を抑えれば、この構成のままでも100万円で何とかなるかもしれません。ちなみに、WordPress+プラグインで機能をまかなったとしても厳しいかなと思いました。

費用を抑えた場合

工数おばけになりそうなのは会員機能なので機能を削って、代わりに試合日程を登録可能にしてみました。お知らせと試合日程は同じ機能でカテゴリを分けて管理してもいいかもしれない。試合日程が複数に渡る場合がある、終わった試合はグレーアウトにしたいなど、実装要件が増えるなら静的にしないときついかな。
更に、選手の詳細をなしにしてページ数を抑えれば、東京価格でも何とかなるかな?
会員数の管理はすべてアナログで、申し込みは電話やFAXのみ。なんか、部活のサイトっぽい。でも、ファンクラブ作るぞ!ってなったあとにサイトができているので、もしかすると会員数の集計は本当にアナログでやっているのかもしれない。

さいごに

せっかく16日を有給休暇にして9連休にしたのに何仕事みたいなことやってんだ。

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