ねんがんの えきしょうタブレットを てにいれたぞ!
1年近く迷って増税に伴い買いました。
もとい、誕生日+クリスマスプレゼントで買ってもらいましたw
ちょっぴり色々あったり、トラブルに見舞われたりしたのでレビューがてら書いておこうと思います。
購入経路
現在、ワコムの液晶タブレットは様々な場所で買えます。
オンラインならAmazon、ワコムストアなど。
わたしは買う前に使い心地やサイズ感が知りたかったので、まず店舗に行きました。
お試しするまでは、エントリーモデルであるCintiq 16を買う気でいました。
ですが、何点か個人的な問題があり、踏ん切りがつかずにいました。
結局、サイズ感でCintiq Pro 13に決めましたが、行った店舗は在庫数が少なく、その日は退店してワコムストアで購入しました。
注文した日の翌日には商品が届きました。早い!
ペンタブのペンが突然反応しなくなる
悪戦苦闘をしつつ、液晶タブレットの接続には成功したのですが、CLIP STUDIO PAINTを使っている途中で、ペンが全く反応しなくなる現象に出くわしました。
type-C経由でPC本体(Windows10)に接続していたのですが、どうしても問題が解決できずにいました。
同じような現象になった人の解決方法を参考に、下記のことを試しました。
- ドライバの再インストール(5回くらいやった)
- ひとつ古いバージョンのドライバをインストールした
- ケーブルを変更した
上記すべてを試したけど、どうしてもだめでした。
PCスペックが足りないと同じような現象に当たることがあるらしいのですが、わたしのPCは今年購入したばかりの30万超えゲーミングPC。さすがにスペックは申し分ないはず。
「もしかしたら初期不良かも・・・?」と思い、サポートに連絡することにしました。
サポートに連絡
ご存知の方がいるかどうかわかりませんが、ワコムのサポートは評価があまりよろしくなくて、問い合わせの際には「ちゃんと対応してもらえるんだろうか…」と思いながら、極力丁寧な文章にしてPCスペックも添えてお問い合わせフォーム経由で連絡しました。
土曜日にメールを送ったのですが、なんと、お返事は当日中にいただきました!
すごく丁寧にご回答くださって、わたしが長文を送ったこともあり長文でお返しいただきました。内容を箇条書きにします。
- type-Cで接続する場合、PC側でThunderbolt3に対応する必要がある
- わたしが使用しているPCは標準でThunderbolt3機器が接続されていない(当然、増設もしていない)
- Windows10ではThunderbolt3に対応しておらず、ボードとドライバで対応しなければならない
- RTX2080にtype-Cはついているが、VR向けのコネクタでThunderbolt3ではない
- Thunderbolt3対応機器がない場合はDisplayPortで接続しなければいけない
ま、まじかよ・・・!
PCの型番とスペックの参考に概要を送ったのですが、きっと調べてくださったのだと思います。すごい・・・すごいぞサポートセンター!ごめんなさい、正直ちゃんと返してくれないと思ってました・・・。
そして、DisplayPortでつながなければいけないということがわかり、すぐにケーブルを買いに行って接続できることを確認しました。ポートに空きがあってよかった~。
商品が違う・・・!?
サポートセンターに連絡した数日後、ワコムストアからメールで連絡がありました。
「ご購入いただいた商品と異なる商品をお送りしていることが判明いたしました」
ええええええええwwwww
ちょっとwwwせっかく接続できるようになったのにwwww
高額商品なので、箱を開ける前に型番は確認しました。
正しい型番ではあったのですが、箱に「アウトレット品」という文字が・・・。
開ける前から気にはなっていたけど、マイナーチェンジとかするのかなと思ってそれほど気にせず使っていましたが、まさかこれが間違い・・・?
次の週末に商品を送り直してもらい、最初に届いたほうは綺麗に梱包し直して送り返したのでした。
詳細レビュー
最終的にCintiq Pro 13にした理由はサイズ感。
もともと、そんなに大きなペンタブを使っていなくて、アナログでも小さめに描くことが多いので、なるべく小さいほうがいいと思っていました。机的にも。
Cintiq 16は店舗で見ても結構大きくて、なおかつ分厚い。Proは本体サイズと画面サイズのギャップが少なく、その点が決め手になりました。
Cintiq Pro 13と専用スタンド、CLIP STUDIO PAINTのついた製品を購入しました。このセットはワコムストアにしかありません。
専用スタンドは必要かどうか分からなかったのですが、今使っている机がクランプ型のアームを接続することができず、角度が合わなかったらスタンドが必要になるのであらかじめスタンドもついたセットにしました。
箱を開けるとこんな感じ。
タブレットをどけると周辺機器が出てきます。
左上の四角いのはケーブルをつなぐためのハブで、その右隣りはペン立て兼、替え芯の収納。
ケーブル類は、左から、type-C、USB、Mini DisplayPort、ACタップです。
右下の○4つ並んでいるものはペン先の金具を取り替えられるもので、全部で5色あります。デフォルトはシルバーで、わたしはブルーに変更しています。
こういう細かなこだわり、いいですよね。好きです。
ペンの替え芯入れはこんな感じ。
最初からフェルト芯が4つ付いています。追加で買っちゃった。しばらく芯には困らなさそうです。
本体はこんな感じ。
右上に機能ボタンがついています(今のところあまり使ってない)。
モニタには最初からノングレアで傷のつきにくいフィルタ?のようなものがついています。フェルト芯が結構削れるレベルで使っていますが、傷は全然つきません。追加でフィルタはつけなくて良さそうです(公式も非推奨にしている)。
筆圧感知の精度が良くて、下手をすると紙に書くよりも快適かもしれないです。おてて汚れないし。
Proとそうでない製品の大きな違いはタッチ機能の有無です。2本指で拡縮ができたり、便利ではあるのですがその反面、ペンで描いている時に手が当たると意図しない場所を押してしまったりします。わたしは左利きなので、ペンのサイズが変わってしまったり、色が変わってしまったり…。かといって、キャンバスが左に寄ると座っている場所からキャンバスが離れてしまい、それはそれで描きにくいので、今はこのまま…。
Cintiq Proシリーズはお高いですが、わたしはProシリーズにしてよかったと思ってます。というか、Proじゃないとたぶん今の環境では接続できなかったかもしれない…。DisplayPortをDVIに変換するの嫌だし…。