aomixer.com

WordPressの新エディタ「Gutenberg」が不人気な5つの理由

WordPressのバージョンがついに5になりましたね。
わたしが初めてWordPress構築した時は確か2.8でして、約10年で色々と変わったなぁという印象です。

バージョン5で新導入されたエディタ「Gutenberg」ですが、予想通り(?)レビューが酷評だらけなんですね・・・。
Gutenbergのレビューはこちら

Gutenbergってどんなエディタ?

「ブロック」と呼ばれるコンテンツパーツを組み合わせてページを作成します。
パーツの中には見出しやテーブル、リストなどがあります。

前回、前々回の記事はGutenbergを使いましたが、その際に感じた「不人気な理由」をあげていきます。

その1:HTMLの知識がある人には向かない

従来のエディタには「ビジュアル」・「テキスト」モードがあり、個々のスキルに合わせてエディタを選択することができました。
しかし、Gutenbergは基本的にビジュアルエディタのみで、申し訳程度にテキストモードもありますがブロックごとに開かないといけないし、改行が圧縮されているので別途エディタで展開して整形しないと読めたもんじゃない。
プレビューに近い形で編集できるのは素晴らしいと思うかもしれませんが、完成図を頭の中で思い描きながらコードを書いているのでリアルタイムプレビューがそもそも必要ない。

その2:テーブル関連の設定項目が減って行列の追加・削除くらいしかできなくなった

例えば、テーブルを作成すると全てテーブルセルで作成されますが、見出しセルに変更したい場合に旧エディタには設定がありました。
この機能なくなっちゃいましたよね?なんでなくしたんでしょう?
これは知識の有無に限らず必要機能だと思います。
おかげさまでいちいち改行が圧縮されたクソエディタからtdタグを探してthに変える…みたいな泥臭いことをやる羽目になりました。

その3:ページの拡縮に対応していない

この運用してるのわたしだけかもしれないんですが、編集画面のズームを大体50~75%に設定しています。
そうすることで1画面に表示される情報量が増えるので編集が捗るのです。
Gutenbergでズームを縮小すると確かにコンテンツのサイズは小さくなるのですが、横幅も小さくなってしまって左右に不自然な余白ができてしまいます。情報量を増やすために縮小したつもりが、結局本当に小さくなっただけ。
言葉で説明するとわかりにくいので、100%にした状態と75%にした状態のキャプチャをとりました。

その4:コピペすると変な改行や空白が入る

もはやこれはバグとしか思えない。

その5:初心者向けと思わせておいて実際は中途半端

初回はチュートリアルがあるものの、UIがあまり親切ではなく直感的な操作ができないと感じました。
また、用意されているブロックも少ないので、現状は新旧エディタのどちらを使っても同じようなページしかできないと思いました。

今後のアップデートでどう改善されるか

従来のエディタが決して完璧なものというわけではないのですが、現時点では正式にエディタとして導入させるほどのもんか?と思ったのが正直なところ。
旧エディタに戻したので、この記事は快適に書けました。
今後のアップデートに期待です。

モバイルバージョンを終了